さくらんぼ計算は次世代教育の夢をみるか?

最近寒くなってきましたね。いよいよ福岡にも冬が近づいてきた気がします。我が家でも夜にはオイルヒーターを付けるようになりました。鍋物がおいしくなる季節ですね、楽しみです。

 

さて、3日坊主を乗り越えて4回目は、最近twitter話題になっている「さくらんぼ計算」

もともと知ってる人や聞いたことがある人も多いと思います。それもそのはず、およそ平成19年の小学1年生あたりから、このさくらんぼ計算教育は教育課程に含まれていたそうです。自分もその世代の一人なので、習ったことがあります。今回はそんなさくらんぼ計算について紹介します。

さくらんぼ計算って?

まずは、8+4=という簡単な足し算を使ってさくらんぼ計算の内容について説明したいと思います。

8+4=12ということは誰にでもわかると思うのですが、さくらんぼ計算では(8+2+)+2=という、前の数を10などのキリの良い数字に合わせてあげて計算しやすくする方法を使います。このそろばんに似通った方法を使うことによって、算数を理論的に理解することを促しているようです。

私自身も割とこの方法を日常的に使用していて、例えば56+88=などの計算式に直面した際に、(56+4)+(88-4)=60+84=144という風に計算しています。この方法は個人的には、慣れると非常に計算しやすく、間違えることも少ないです。

また、さくらんぼ計算は使う必要は無いとしている意見が散見されていますが、私自身はそうは感じません。                             なぜなら、小学生の時期にこのような算数の理論的な方法を教わることによって、計算する際やその後に数学と発展していく流れの中での考え方の柔軟性を備えることができると思うからです。                               このように、日本の算数、数学の教養を高めていく方法としては、文部化科学省の方針に好感を持てます。

ただし、この方法を生徒に教える教師にはこのさくらんぼ計算をわかりやすく、かつ論理的に説明することが、義務となるとも言えます。「なぜ、こんなめんどくさい方法をとるのか?」と生徒に思われてしまっては、この教育の意味がないからです。

 

日本の教育は変わろうとしている

 

現在、わが国では、教育改革ともいえる英語の早期教育や数学の内容を濃密にするなど「ゆとり教育」の際に起こってしまった様々な弊害から脱しようとしています。これからは、凝り固まった教育から柔軟性を持った教育へと変化していくべきだと私は思いますし、今はより良い方向へ進んでいっているのではないかと感じています。     この日本の教育が国際的にみてどのようなものなのか見てみても面白いかもしれませんね。

 

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